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焔

Author:焔
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いつか花を咲かそう
バツイチ、30男の日常の視点。上を向いて歩こうよ!
子宮の記憶~僕はここにいる
土曜に観た『子宮の記憶~僕はここにいる』の感想でも。

最近は渋谷の兄妹バラバラ殺人のような事件もありますが、
この映画ではそんな希薄な“絆”を埋めようとする映画ではないでしょうか。
主人公の真人(柄本 佑)は生まれて直ぐにと愛子(松雪泰子)に誘拐され、
40日間育てられました。
大きくなり高校生になった真人は実の母ではあるけれど、
世間体などを気にする母には“絆”を感じず、
『誘拐した女性(愛子)こそが自分の本当の母だ』と思う事で
辛さを乗り越えて生きてきた。
父は自分が家にいない事さえも判らない家庭に無関心な父。
家庭としては表面だけの作り物で、
そこに愛情を感じなかったのだろう。
愛子は愛子で出産経験はないけれど、
自分が誘拐した赤ちゃんを自分の子供と思う事で
辛い人生を生きてきている。

真人が愛子の居候として働く事で
少しずつ心を通わせ“絆”を築いていく訳ですが、
真人の家族は世間体を気にして子供を気遣わない親。
愛子は愛子で暴力を振るう旦那(寺島進)と
母に捨てられた辛さを継母である愛子に向けるの連れ子の娘(野村佑香)。
つまり二人とも“思いやり”の無い家庭で生きて来ており、
真人と愛子の生活はお互いに思いやり、気遣う関係が出来てくる。
それは男女であり、親子でもある奇妙な距離感。
しかしながら不器用にもお互いに支え合う気持ちが
大変心地よく安らぎなのだなあと感じる。
最後は悲しい別れになるのだが、
心のどこかでお互いを思いやる“絆”を生き甲斐としていくのだろう。
そんな映画。


この映画を見ると渋谷の事件が痛ましい。
兄妹殺人もそうだし、夫婦殺人の方もね。
思いやりや気遣いは押しつけでも無くエゴから生まれるものでも無い。
相手(家族や彼氏彼女、それに友人)に対して
どれだけ身を投げ出せるかではないかと思う。

まさに無償の行動。

なかなか常にはできないけれど、
相手を良く観てあげるって事が大切なんだなぁと感じました。
“絆”って言葉は簡単に書けるけど、
築くのは長い時間と辛抱が必要なので難しいものですね。

良い映画でした。


原作も読んでみようかな?
↓良ければ押して下さい。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

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