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焔

Author:焔
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◆32歳 バツイチ男性
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◆趣味は音楽(iPodで聞く)、サイクリング、散歩、Macintoshいじり。最近はデジカメで写真を撮ってます…
何気にmixiの写真のコミュニティに出没してます。
◆マイペースに
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いつか花を咲かそう
バツイチ、30男の日常の視点。上を向いて歩こうよ!
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しゃべれども しゃべれども(小説のレビュー)
映画が公開中って事で最近書店で文庫が平積みされてました。
少々興味があったので購入。

凄く良かったです。


主人公は噺家の今昔亭三ツ葉こと外山達也。
落語の世界では二ツ目と呼ばれる位(真打、二ツ目、前座、見習い、と言う順位)になった短気で頑固で女性の気持ちに疎い中堅噺家。
そんな彼がひょんな経緯から、ある4人に『話し方教室』なる会を開く事になる
さてこの4人とは、従兄弟でテニスコーチをやっている気弱い青年の綾丸 良、美人だけれど心の傷から人との間に壁を作るOLの十河五月、大阪から引っ越ししてきて学校でいじめられているタイガースファンの小学生の村林優、最高の代打と言われた元プロ野球選手で今は野球解説をやる湯河原 太一。
年齢、性別、社会的立場はバラバラだけれど、何かしか人と話す又は接する事に苦悩する4人なのです。

とは言っても噺家にできるのは落語だけって事で、結局は落語を4人に教えるのです。
しかし教える三ツ葉も『果たして落語で解決するのか?』と言う迷いと、本職の落語も師匠に言われた『自分の落語』が解らずに苦悩します。

この三ツ葉を含む5人が時には助け、時には喧嘩しながら不器用に心を通わせ苦難に立ち向かおうってお話。
いや、立ち向かうとまで書くと正しくないかもしれない。
『足掻く』が丁度良い表現な気がする。

彼ら彼女らは世間では『負け組』と言われるのかもしれないけれど、その問題点を放置したり諦めたりせずに不器用ながらも足掻く。

それは僕らも普通にやっている事。
お話では最後は必ずしも全ての問題が解決はしないけれど、最後は不器用なりにまたそれぞれ立ち向かう勇気が生まれるくる。

そういうお話。

多くの人は何かしら不器用な側面を持つ。
苦手な物事がある。

そんな不器用な人同士の不器用な暖かさが気持ち良く、
そして共感できる小説でした。
落語用語も出て来ますが、
それなりに解りやすく、且つ嫌にならない心地よさで使われています。

映画も期待したいです。
週末に見に行こうっと。


良い本。久しぶりにレビューを書きたくなる本でした。
↓良ければ押して下さい。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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